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「人生二度なし」という本には,「人は何のために生きるか」という問題から書かれています。

「あなたは何のために生きていますか」と問われたら,何と答えますか。

森先生は,この本の中で,「人は自分の仕事(職業)を通して多少とも人のため社会のため尽くすところに、その人のこの世に生きる意義はあると考えるようになったのです。」と書かれています。

そして,「結局各自が生まれながらにもって生まれた資質、天分を発揮し、それを実現することを通して、世のため人のために尽くすことにあるというほかはない」と言われるのです。

それでは,皆さんのもって生まれ資質は何か,もって生まれた天分とは何か,これを分かろうとすることが必要です。

私は,「自分」の「自」とは,もって生まれた資質と天分であり,「自分」の「分」とは,自らの資質と天分に応じて,社会のなかにおいて仕事を通じて役割を担うことだと思っています。

さて,皆さんの「分」はどんな「分」でしょうか。其の「分」の中に皆さんの「志」が立てられるように,皆さんと共に「心」の研鑽を積みたいと思います。

塾長 倉田 榮喜