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戦争は,残酷悲惨で万物の生命を故なく奪ってしまう事は明らかなのに,戦争が絶えないのは何故でしょうか。権力の行使に酔う指導者のせいでしょうか。あるいは,戦争も自然の摂理に組み込まれた万物調和の調整システムの一つなのでしょうか。

人が生きる為に必要な食糧が不足したり生存の基盤となる土地が奪われたり環境の破壊で消滅したりした場合に,その危機を克服する手段として,他国を侵略して食糧と土地を確保した指導者は英雄となるのでしょうか。

令和の新時代で戦争や紛争を解決し,地球環境の破壊も防止できる指導者が現れることを期待するばかりです。

貧富の差の拡大や環境破壊と食糧不足という深刻な危機を前にして,令和の時代を担う皆さんに期待しお願いしたいのは,資本主義の歪みを解決しお金で支配されることのない仕組,金が金を産む利息は生存と生活に必要な範囲でしか認めない仕組,現在も続く環境破壊を防止する仕組,食糧不足の危機を解決する自給的直耕制度の仕組等を作り上げて頂きたい。日本も輸入も止まり食糧が不足したら国土を直耕して自給自足するしかないのです。

令和の時代に皆さんが持っている命の時間を,貧富の差が拡大する事や自然環境を破壊する事には使わない事を決意して,自分や家族が抱えている課題や住んでいる地域や国が直面している危機を鏡のように歪みなく照らし出して,どうしたらこれらを解決できるか,自分の問題として考えに考え抜いて,生き残る為の解決策を実践して頂きたいのです。

令和元年5月10日

塾長 倉田榮喜