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隔年に一輪咲いていたアマリリスの花が,地震後に三輪咲きました。

熊本の地は少し復旧しつつありますが,皆さんの疲れは日毎に大きくなっているように思います。

M7.3の地震を経験した中高生の皆さん,この地震を経験として閉じ込めるのではなく,これからの人生に積極的に活かして欲しいと思います。

地震を必然とする「自然の摂理」とどのように向き合うのか思索して戴ければとも思いますが,まずは,絆深き家族の一員として,家族を守り足下の困難な現況を手助けすることが出来る心強き人になって戴きたいのです。

これからの人生をどう生きるかについては,漠然としている人が大多数と思いますが,ひたすらに学び,ひたすらに心身を鍛えて欲しいと思います。

皆さんの「自」が,一人一人どのような天分と素質を持ってこの世に生を受けたかは,ひたすらに学び,ひたすらに心身の鍛えを続けるなかで分かる日が来るのです。

この世に生を受けた全ての中高生の皆さんは,社会のなかで果たさなければならない「分」を持って生まれるのですから,当然にその「分」を果たすべき天分と才能が備わっています。

全ての中高生の皆さんに,自分の「自」を自覚し,自分の「分」に向き合って欲しいと願っています。

                        平成28年5月11日

                  塾長 倉田榮喜