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H30.2.9

一燈を掲げて志を実現するには,努力を継続する自律意思と目標と目的を心に念じその実現を決定する覚悟が必要です。

立志の目標と目的が日々に念じる心願となれば,目標達成と目的実現に不可欠な事と不必要な事とは自然と選択できるのです。

貴方は,二度とない人生に何を求めるのか,何を実現したいのか,との問いを心に反芻してその答えを追い求めながら,立志の覚悟をゆるぎないものにして実現の努力を継続することが肝心です。

生まれ育った環境や備わった能力は夫々に異なりますので,貴方は好きな事や得意な事を学ぶことから始めればよく,他者の環境や才能を妬んでも,良いことは皆無で積善の道にも反します。

貴方が,自分に秘められた才能を信じ稚心や甘え心を排して,自分が存在する環境や状況をよく見詰めて覚悟するならば,貴方が人生で果たすべき使命は必ず見つかるのです。

照国の一燈たらんとの覚悟を決めて,その実現に向かって努力を続ければ貴方の使命は次第に明らかになり,その使命のステージは一段また一段と高くなって行くのです。

当初の志が貴方の最終的な使命であるかどうかに関わらず,志に向かって努力を続けることは何の無駄にもなりません。

そして,貴方が立志の一燈を掲げてその使命を人生で実現するためには,自身の日々の行動を律する規律は必要不可欠です。

貴方は,起床・挨拶・食事・勉学・鍛錬・仕事・読書・娯楽(ゲーム等の制限)・就寝等に自身の規律を創り,甘えと例外を排して規律を守り,勉学と鍛錬を継続する努力と覚悟が必要です。

                   平成30年2月9日

                     塾長 倉田榮喜